辞書中の発音記号を見て思ったこと。
/
/の音って一体何なんだ?
/e/とはまた違うのか?
発音記号に関しては、ウィキペディアにもいろいろ載っていますが、
その音を見ますと、
「
非円唇前舌半広母音」
という、
拳法の必殺技のような名前
がついているようです。
日本では数人しかいないと言われる、
全日本発音協会で九段を持つ人だけが体得していて、
何かこう、口と舌の筋肉をあり得ない力の入れ方で変形させて
「奥義、非円唇前舌半広母音!ウヱェェーーッ!!」…冗談はさておいて、
例えば、「リーダーズ英和辞典」では、
bed, leg, set ほか、
ほとんどの単語のエの音が
/
/になっています。
実際聞いてみると、それらの単語は
「エ」のようにも聞こえるけど、
若干、「ア」にも近いかなー、という感じです。
よく、
/
/の音を、
「エ」の口で「ア」と言いなさい、
なんて言われるけど、
「非円唇前舌半広母音」の方は、
「ア」の口で「エ」と言っても良いかも知れない。
ただ、その「ア」の口はあまり開けすぎないで、
あくまで「エ」の口よりも「ア」に少し近づける程度で。
そういう感じで発音したら、結構近くなりました。
さて日本に帰るとなった時に、
ある思いがよぎりました。
・・・それを書く前にちょっと一つ小話を。
私のいる大学院には日本語の分かる人も何人かいるんですけどね、
そういう人たちとは当然の事ながら(?)日本語で話をするわけです。
そうすると、
「英語上達のためには日本語を使うな」という助言をちょこちょこ頂きます。
それはほとんど
英語圏の人から言われます。
そしてある日、ある日本人と、
「これから日本語使わずに英語だけで喋ってみようか」
という話になって、
「やっぱりそれがいいかもね」
と。
それから、英語のみで話し始めました。
・・・が、3分位したらもうもたず、日本語が飛び出る。まあ、それでも簡単なやり取りなんかは英語でしますけどね…。
大事なことだったり、複雑なことだったりすると、もう日本語になってしまいます。
そして、発音も、ほぼ日本語英語ですね。
ジャングリッシュってやつでしょうか。
でも不思議なことに、
ネイティブの中にいる時は、今まで学んだちゃんとした発音が出てくるわけです。
我ながら面白いですね〜。
やっぱり、言葉って、
相手と分かり合うことが目的ですから、
それはもう、
無意識のうちに相手に合わせて喋ってるんですね。
さーて、本題に戻りましょう。
日本に戻る時の話でしたね。
で、冬に一旦日本に帰ったときもそうでしたが、
日本に帰ったときに
一番困る質問。
「何か英語喋ってみて」えっ・・・・・・
・・・いきなりそんなこと言われて何喋れっちゅうねん!で、そこで何か
"I can't speak English."とか
バカなことを喋ったとしても、
発音はジャングリッシュ。
そうなるでしょう。当然。
俺は見せ物じゃないんだー!(その背後には、あまり上達していないのを見せたくない、という思いもあったりして…orz)
明らかに不自然ですよ。相手は英語でコミュニケーションがしたいわけでもなんでもないから。
だから、現時点での私の信念。
「日本人の前で英語は喋るもんではない。」例外は、輪の中に日本人だけでなく日本人以外の人もいる場合や、
日本人同士で英語向上を目的としている場合ね。
さーて、今回帰った時、この質問が来たらどう切り返そうかなー。
(´・ω・`)
さて、ちょっと間が開いてしまいました。先週末、卒業式があって、その前後でばたばたしていたのでした。(-_-;;;
また8月末に秋の学期が始まりますが、それまでの間は一旦日本に戻ります。
その間もお金を貯めつつ勉強は常にしようと思っていますので、何か書いていきます。何か。
あとは今までに培った内容もまだ残っていますので、そういうのもポロポロ出しながら。
これまでに学んだ、曖昧母音に関して書いていこうと思います。
まず、曖昧母音と言ったら、
/
/。
コイツの実体をつかむのに一苦労しました。
(今でもまだうまくできてません)
この音を含む単語を辞書で探してみまして、
で、日本語で外来語になっているものと比較してみました。
すると、単語によってこの音が
「ア」の音になっていたり、
「イ」の音になっていたり、
「ウ」の音になっていたり、
「エ」の音になっていたり、
「オ」の音になっていたりするわけです。
って全部かい!例を挙げると、
album → アルバム (バの部分)
positive → ポジティブ (ジの部分)
popular → ポピュラー (ピュの部分)
silent → サイレント (レの部分)
complete → コンプリート (コの部分)
なんかがそうです。どのようにカタカナを割り当てているのかは分からないですが、
おそらく、
「
そのように聞こえる」
か、
「
アルファベットの表記のとおりにカタカナを振った」
かでしょうね。
前者ならまだマシですが、
後者の場合は気をつけないといけないですね。
まあ、これは他の曖昧母音に共通して言えることですけど。
あとは、その他の曖昧母音に関する覚え書きを。
/I/は聞いてる感じだと、
/e/と
/
/に近い
/i/。
(pick, bit, sick など)
あと、二重母音で
/eI/とかあるけど、
口は
/e/からあまり動かさず、
何というか、「エェ」と言う感じ?(苦しい説明…!)
(cake, hate, late など)
次、
/
/は聞いてる感じだと、
/o/と
/
/に近い
/u/。
(look, hook, book など)
こちらも二重母音があって、
/a
/は、
「アォ」に近くなる感じかなー。
(house, found, doubt など)
もはや、これ、と言う発音はないのだろうか?
どの発音も、前後関係から来る「
ゆれ」のようなものがあって、
単語全体もしくは文全体で、
はたまたその状況状況で、
微妙〜に変わってくる。
さて、
前々回の記事で、
日本語に無い発音の話をする、という話をしましたので、
今回はその話を。
発音を意識して、最初にぶつかったのが、いわゆる
「
曖昧母音」
と言われているやつです。
日本語には母音が5つありますね。
「あ」「い」「う」「え」「お」の5つ。
では、英語には母音はいくつあるか?
「A」「E」「I」「O」「U」
と一見答えてしまいます。
まあ、文字で見ればそうですね。
しかし、発音上の母音は、5つではないんですね。
分類の仕方によって数が違ってきますが、
少なくとも10個はあると思ったらいいでしょう。
(細かく知りたい方はGoogleとかで調べてみて下さい→
Google 発音 母音)
このゆえに、必然的に、
日本語に無い音を出さねばならなくなるわけです。
(もちろん、聞く時も同様)
で、自分の声とネイティブの声を比較して、
あれ?なんか違うぞ?と、最初に気づいたのが、
「イ」の音。
たとえば、"pick"という単語、
日本式にカタカナで
「ピック」
と覚えているわけです。
ここで、
私は、子音で終わる音に関しては、
この時点ではだいぶ克服できていて、
「ピック」の「ク」を
「ku」と発音せず、「k」という風に、ちゃんと子音で止めることは
一応出来てました。問題なし。しかし、問題は
「ピ」の方。
何回録音しても、ネイティブのようにならない!!
何だ、この「
ピ」は?!?
一体どうやって出すんだ!!で、口の形をあれこれ微妙に変えてみながら、
ようやく、それっぽい音を出すことが出来るようになって来ました。
おおざっぱに言うと、
「エ」に近い「イ」とでも言いましょうか。
発音記号では、
/I/となっています。
/i/ ではなく、
/I/ です。
(前者の方が日本語の「イ」に近い)
だから、"pick"は発音記号では、
/pIk/ なわけですが、
もし、これを日本語の「イ」の感覚で発音していると、
/pik/ に聞こえてしまい、これ、下手すると、
/pi:k/ にも近いですから、
"peek"ないし"peak"と間違われるわけ!しっかし、実際、
/I/ を含む単語なんて
一体いくつあるのさ?
と思って、辞書を引いてみれば、
出るわ出るわ。
今まで普通に「イ」の音だと思っていた発音の
大半が/I/ではありませんか!下手な日本人が喋ると英語っぽく聞こえないのは、
こういうところに一因があるのかもなー、と気づく。
そして、その日から、
新しく学ぶ単語はもちろん、
今まで覚えてきた数々の単語に関して、
「イ」の音で覚えてきたものを
全部、検証しなおす、という作業に取り掛かることになりましたーー。orz
気が遠くなるー!まあ、でも実際、感覚をつかんでくると、
/i/ なのか
/I/ なのか、
違いが分かってきます。
その辺はまた後ほど・・・!!